berlin of hiropon's photo album


ベルリン、ドレスデン ; July 2006

_MG_3262.jpgSummer in Berlin_MG_2845.jpgMitte_MG_3178.jpgImpressive Buildings_MG_3530.jpgTV Tower
_MG_3023.jpgWorld Cup Final_MG_3230.jpgArt of Wall_MG_3485.jpgMemory of Wall_MG_3157.jpgTacheles
_MG_3526.jpgStation and Train_MG_3789.jpgLove Parade_MG_3426.jpgDresden












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(ダミーテキスト)キューバはタバコ天国。レストランやホテルで禁煙のところはないし、空港の搭乗口そばの待合室にまでずらりと灰皿が並んでいる。空港のパスポート・コントロールの前を、女性の係官が堂々と歩き煙草をしながら歩いているのには、たまげた。ハバナ産の葉巻は、世界的ブランドとしてよく知られている。ちょっとしたバーやレストランにも、シガーのメニューがある。 

とはいえ、ハバナの街中を歩きながらざっくりとキューバ人の嗜好をみると、喫煙率は4割程度。意外と吸っていない。「ラム酒と女は好きだけれど、タバコは嫌いだ」と言い切る現地人にも出会った。

キューバ産のシガレットにも、むろん「癌の危険性」を警告するシールは貼られている。カストロも何年か前に禁煙したとか。政府も公共の場での禁煙政策を導入しようとしたことはあったらしい。しかし、国民に受けが悪く、数週間で撤回せざるをえなかったという話も伝え聞いた。

ともあれ、タバコが嫌いな人にはお薦めできない旅行先ではある。逆にいえば、タバコが止められない人には、地球最後のリゾートだ。ハバナにはスペイン、フランス、イタリアあたりからの観光客が多かったが、実際、タバコを吸う人の率は高かった。 

葉巻は、貴重な外貨獲得のため国家管理に置かれている。タテマエでは指定の店でしか買えない。オフィシャルなシールと領収書が貼ってないと、海外持ち出し時には没収されることもあるという。ところが、観光地を歩いていると、10mおきぐらいに声を掛けられる。「シガーロ、要らないか」。日本人だとわかると「ハマーキ」と声をかける奴もいる。葉巻をヤミで売りつけようという魂胆だ。こういう押し売り、客引き、密売の輩を、こちらの言葉で「ヒネテーロ(jinetero))」というらしい。ハバナ名物といってもいいかもしれないぐらい、とにかく多い。

このヤミ葉巻、一説には、工場の屑扱いの葉を持ち出して、家庭内手工業で手巻きしているのを売っているという話もある。箱ごと買ったら中味は全部、砂だったという逸話も、英語のガイドブックには出ていた。「うちのオヤジが葉巻工場に勤めているから、ホンモノだ」と、強引な言い訳をする Jintero もいる。つまり、横流し品だ。